静電気で蛍光灯を光らせる:中2理科物理
【概要】
静電気を用いて蛍光灯を光らせた。
【実験】
・準備
塩ビ管、ティッシュ、軍手(なくても可)、蛍光灯
・操作
1.塩ビ管をティッシュで10〜20回ほどこする。
2.蛍光灯の電源部分に近づける。
【説明】
1.なぜ光る?
塩ビ管に帯電した負の電荷(電子)が蛍光灯に近づけることで蛍光灯内に流れる。そうすると負の電荷は蛍光灯内の水銀と衝突し、水銀が励起状態(エネルギーの大きい状態)となる。励起状態は非常に不安定なため、水銀は励起した分のエネルギーを紫外線として放出する。蛍光灯には内側に蛍光物質が塗られており、放出された紫外線が蛍光物質に当たることで光を放つ。
2.帯電列
静電気シリーズ第1.2弾(アルミ缶カン、ライデン瓶)でも言えることだが、物質には帯電列というものがある。
この表から塩ビ管のは負に帯電することが分かる。
そのため、これまでの実験において、負の電荷を帯電する塩ビ管を用いてきた。