中1授業実践:ICT機器を用いて

【目的】

生徒にスライドを作成させることで、理科への興味関心を深めるとともに、ICT機器を有効活用する能力を育むことを目的とした。

【授業展開】

自分の興味のあるトピックについて1~3枚程度のスライドを作成するよう指導した。何を題材にすればよいかわからない生徒のために教員側で以下のような例(興味のあるトピックが見つからない人はこの中から選んでスライドを作成しようという旨の声掛けとともに)を提示した。※科学的な側面をスライドにいれるように指導

ドライアイスとは

・とうもろこしのひげってなに?

・水を熱したときの泡の正体

・自分の好きな動物

etc…

休み時間に教員に許可を取ることでパソコンを使用できる学校だったため、授業2~3時間+休み時間を活用してスライドを作成させた。

 

【生徒の作成したスライド】

トピックを見つけることのできた生徒は「太陽は燃えているのか」「音を速くするには」「毒について」など面白いテーマについて自分なりに調べて思考を深めていた。やはり、トピックを見つけることのできない生徒のほうが多く、最も多かったトピックは「自分の好きな動物」であったが、科学的な側面を記述することができている生徒が大多数であった。例)「ヒョウモンダコの魅力」

 

教員側の評価等

私は評価には入れなかったが、①スライドの工夫 ②理科的な記述 を基準に3段階に分けて生徒のスライドにステッカーを挿入した。

また、限定コメントやスライドにつけることのできるコメントを活用して提出後のスライドにアドバイスをした。

 

【個人的な反省】

作成途中でアドバイスができると良いとは思うがなかなか大変…。生徒が楽しんで理科に取り組むためにも評価には入れない方向で行うといいんアじゃないかなあ…と思うアキヤマでした。