アルミホイルで起き上がりこぼしもどき(アルミ虫くん)
【概要】
重心の移動によって面白い動きをするおもちゃを作成した。起き上がりこぼしに似たおもちゃである。
【実験】
・準備
アルミホイル(10×12cm)、ビー玉、太めのマッキーペン
・操作
1.アルミホイルの10cmのほうを縦にして太めのマッキーペンやスティックのりなどビー玉より少し大きめの直径をもつものにアルミホイルを巻き付けていく。※1〜2cmくらい左側に余裕を持たせる。
2.巻き終えたら左端の余裕を持たせた部分のアルミホイルをぎゅっととめる。
3.マッキーペンをアルミホイルから抜き、アルミホイルの空洞にビー玉を入れる。
4.右端1〜2cmも同じようにぎゅっととめ、先端を少し折り曲げる。
5.4のビー玉入りアルミホイルを手で包み、振る。
【説明】
1.起き上がりこぼし
起き上がりこぼしとは、倒れても起き上がって元に戻るというおもちゃのことである。このおもちゃは、おもりが重力によって高い位置から低い位置に移動するという原理から倒れても起き上がってくるという仕組みである。
2.アルミ虫くんの動き
アルミ虫くんはおもりを定まった位置に固定させずに移動させることによって重心が移動し、動画のような不安定な動きをする。
※講義内で小学2年生の図工で作成したと先生はおっしゃっていました。アルミ虫くんを作り,部屋を作ると児童はアルミ虫くんに愛着が湧き、他の家具を作ったり部屋に工夫を加えたり…となるそうです。